ふるさと納税のこと

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ふるさと納税の返礼品のお肉が届きました。1万円の寄付で、1.5キロの和牛。先月は、1万円の寄付で15キロのお米。ありがとうございます。美味しく頂かせて貰います。お米もお肉もホントにたすかります。

 

還元率が引き下げとなったので、これからは3割還元となるそうです。

 

例えば、これまでが6割還元だとしたら、2万円の寄付で1万2千円の返礼品が貰えていた訳です。それが、3割還元になったので、6千円の返礼品。

損をした気がしてふるさと納税をする人が減るでしょうか?

 

どちらも税金からの控除額は変わらず、自己負担2千円を引いた1万8千円です。

 

ふるさと納税のメリットを理解して、利用している人はやめないと思います。納税額は、3割還元だろうが、6割還元だろうが変わらないのですから。

節税対策として家計のことだけを考えるのであれば、家計にとって、ふるさと納税をしないよりは、した方がいいに決まっています。もちろん、納税していなかったり、限度額を超えての寄付はただの寄付になってしまいますが。還元率が下がったことは残念ですが、何も貰わないよりも貰える方がいいと思うに違いありません。

 

そもそも、本来の目的から逸脱していると問題視されたりもしますが、本音は、地方税が予想以上に他の自治体へ流出していることへの不満や不安なのだと思うのです。

もしも、その為の対策が今回の還元率引き下げであるとしたら、それは完全に失敗ですね。その失敗に気付かずに、いずれ、更に対策をと考え、行き着く先はふるさと納税廃止となるのでしょうか?それは、悲しいなぁ。

 

私だったら?

 

他の自治体への地方税流出を防ぎたいと考えるとしたら?

 

フェアにすればいいのに。

 

自分自身の自治体へふるさと納税した人も返礼品が貰える→次年度の地方税から控除する→2千円の自己負担分は控除されない訳だから、実質、寄付金+2千円が納税されたことになりますよね。(ワンストップ制度を利用した場合です)

 

勿論、何割かは地元の企業の売り上げとなるので、寄付金全てが収入ではないのだか、都府県民税分も市区町村への収入になる上、他の自治体へ丸々と持って行かれることにはならないのです。ましてや、地元企業の活性化につながるのだから税収としてプラスになることも夢ではないと思うのです。

 

そんなことしてたら、全住民に返礼品を送ることになる?

 

いやいや、ふるさと納税の手続きを踏んだ上での返礼品なので、これまで通り、ふるさと納税なんて何にも得しないよ〜、面倒くさくてする気になれない。なんて人はこれからも利用しないでしょう。むしろ、現段階でのふるさと納税利用者の流出した税収を引き戻せるチャンスになるのではないでしょうか。

 

そうなったら、せめて還元率5割にしてね。

 

熱く語り過ぎました。

あくまでも、平凡な主婦の考えです。